COVID-19


新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防対策による メンタルヘルスへの影響について

新型コロナウイルス(COVID-19)の発生により、世界の多くの国々においてはウイルス感染予防対策の一環として、自己隔離を要請しています。しかし、ソーシャル・ディスタンシング(感染予防戦略を示す言葉で、“感染拡大を防ぐために物理的な距離をとる”という意味)のための自宅待機や指定施設においての自己隔離によって、不便や不自由を感じることも少なくありません。そして、そのような状況下における心理的影響として、怒り、不安、抑うつ、不眠、心的外傷ストレス障害(PTSD)などがあることが示唆されています(Brooks et al., 2020)。